THE RECORD
MIDNIGHT BLUE / Kenny Burrell (1963)
私たちにとって6月は、ブルーのレファレンス「5303-3」の登場によって象徴づけられる「ブルーの月」。
そのため、今回のニュースレター『Bulletin』のテーマカラーをブルーに定めることは、ごく自然な流れでした。ここでは、ニュアンスとエレガンスを体現する色としてのブルーに焦点を当てていきます。
「ブルース」に関連するレコードを選ぶとなると、特にジャズや、もちろんブルース音楽の愛好家にとっては、選択肢が非常に広くなります。しかし、Miles Davisの『Kind of Blue』、Duke Ellingtonの「Mood Indigo」、あるいはHendrixの『Blues』を選ぶのは、あまりにもありきたりすぎるでしょう...
今月の選曲は、ギタリスト、Kenny Burrellの壮大な『Midnight Blue』です。このセッションは1963年にブルーノートのために録音され、Kenny Burrellが、その滑らかさ、丸み、芸術性において、Stanley Turpentineのテナーサックスと互角の、非常に優雅なカルテットをフィーチャーしています。ベース奏者のMajor HolleyとドラマーのBill Englishによるパワフルなリズムセクションが支え、Ray Barrettoのコンガが時折エキゾチックなアクセントを添えています。
文字通り、最初のトラックから最後のトラックまで繰り返し聴いても決して飽きることのない、そんなアルバムです。
Apple Music, Spotify Tidal.などでお聴きいただけます