旅には、日常からのエスケープを目的とするものもあれば、何かを発見するためのものでもある。
そして時にそれは、フロリアンのようにふたつの大陸の間で生きる人々にとって、日常に深く根ざした必然でもある。モントリオールとパリーーそのふたつの都市を行き来する彼はSERICA 8315を選び、こう語ってくれた。
常にふたつのタイムゾーンを行き来する生活の中で、あなたの時計は日常にどのように寄り添っていますか?
数年前からケベック州に移り住んだフランス人として、モントリオールとパリの間で暮らすことは私生活でも仕事でも、常にふたつの時間軸を意識することを意味します。同僚やクライアント、パートナーもフランスにいることが多く、時間の感覚はいつも二重に存在しています。
だからこそ、私のSERICA8315は視覚的にも感情的にも欠かせない指標となっています。GMTベゼルと針が、今自分がいない場所へと意識を運びます。そして愛するふたつの世界に自分の日常がまたがっていることを思い出させてくれるのです。
1日の中で、ー今いる場所、あるいはもうひとつの場所でー最も価値を感じる時間帯はいつですか?
モントリオールの朝は、ちょうどパリが最も活気づく時間帯です。パリとの時差は6時間。短く、それでいて非常に濃密な「時間の窓」が生まれます。
その瞬間を最大に活かす必要があることを、時計は教えてくれます。8315はやりとりの段取りを整え、思考を整理し、決して同じタイミングで眠ることのないふたつの都市の間で自分のライフスタイルをより良く組み立てる手助けをしてくれます。
パリの控えめなエレガンスとモントリオールのエネルギー。その二面性のある環境は、あなたのスタイルにどのような影響を与え、SERICA 8315はそこにどう溶け込んでいますか?
わたしのスタイルはヴィンテージのテーラーリング、ストリートウェア、ウエスタン、そしてフランスのワークウェアに由来する無骨なアイテムの間を行き来しています。パリはバランス感覚と洗練を教えてくれました。一方で、モントリオールは大胆さを与えてくれた街です。SERICA 8315 GMTは、まさにその緊張関係を体現しています。一見するとエレガントで、ミニマル。けれどその奥には確かな個性と安心感のある堅牢さがある。それこそが、この時計に強く惹かれる理由です。